ロレックスは1905年創業の、老舗時計ブランドです。その間に世界はどんどん変化し、様々な会社が出来、また消えて行きました。資本主義がメインストリームである現代社会では、それは当たり前に起こり得る事です。そんな荒波の中を生き抜き、今もなお高級時計ブランドの代名詞として君臨し続けているロレックス。
この会社の製品が愛される理由とは、どう言った物なのでしょうか。ロレックスの凄い所は、その理由を考えた時それが苦痛では無い所です。例えばロレックスと言えば、ステータスの証と言うブランドバリューが有ります。最低でも50万円と言う価格の時計を買うには、それなりの仕事をしていなければ無理な話です。
そしてそれを裏打ちする、製品の確かさも持っています。厳しい基準で知られるクロノメーター認定を受けたこの会社の時計は機能や実用性が高く、高級時計ながら普段使いにも耐えるタフさを持っています。そして長く持てる普遍的なデザインや、その資産価値もまた魅力の1つです。常に新品が持て囃される現代ですが、このブランドにおいてはそうではありません。
中古市場でアンティークの価格が新製品より高い、という事も多々あります。それが資産として、長く持つ安心感に繋がっています。このブランドについて考えると、まだまだ思い付く理由は尽きません。でもこのブランドが生き残って来た理由は、それを全て挙げなくても分かって来ました。
顧客を期待させて、きちんとその期待に応えて行く、その繰り返しがいつまでも愛されるロレックスと言うブランドを支えているのではないでしょうか。