ロレックスは、その輸入経路の違いにより、正規輸入品と並行輸入品との2つに分けて考える事ができます。どちらも、本物であれば時計自体は何の違いもありません。輸入する方法や、入手後の取り扱い等が少し異なっている所に注意しましょう。まず、正規輸入品とはロレックスの正規ルートで輸入された品物を言います。

メーカーであるロレックスから日本の輸入代理店が輸入し、それを正規代理店が販売する。こうして取り扱われた品が正規輸入品と呼ばれるものです。正規ルートで輸入されて流通する以上、確実に本物を入手できるというメリットがあります。一方、並行輸入品はロレックスの正規ルートとは違い、海外の正規代理店等から輸入された品物を言います。

販売業者は正規代理店以外のお店です。正規輸入品に比べて価格が安かったり、日本で未発売のモデルを購入できたりと、魅力の大きなメリットもあります。ただし、正規輸入品ではない為、買い付け先の裏付けが取りにくいデメリットもあります。デメリットとしては、この他にも人気モデルの価格が定価より高くなりがちという点がありますので、購入の際に高くつく場合がある点を覚えておきましょう。

なお、正規輸入品でも並行輸入品でも、ロレックスの保証やサービスは変わらず受ける事ができます。どちらを選ぶのが有利かは購入したいモデルや販売店の保証期間等によっても違いますから、よく検討した上で、信頼のおけるお店の中から利用しやすい所を選ぶと良いでしょう。