数多くあるブランド品の中のトップを走るといっても間違いない有名高級ブランドは「シャネル」です。ブラックとホワイトを基調としたシックなスタイルを確立し揺るぎない高級感とおしゃれさで高級ブランド品としての不動の地位を築き続けています。この記事ではそんな有名なシャネルの、知っているようで知らない「デザイナー」についての歴史をまとめてみました。シャネルのデザイナーの名前はその名のとおり「ココ・シャネル」という女性です。
ココは、貧しい生い立ちで病弱な母と、愛情に薄く女遊びの激しい父との間に生まれました。ココには姉とたくさんの妹、弟がいました。母が亡くなると養子となり、修道院で修道女として祈祷、散歩、裁縫の繰り返しという生活を送っていたというなんとも意外な幼少期がありました。シャネルブランド品のブラックとホワイトというカラーはこの修道院の制服からインスパイアされたものだと言われています。
しかしココは大人になるにつれ多くの伯爵や貴族などの地位の高い男性と知り合い、たくさんの男性と交際をしていきます。その多くの男性の協力によりシャネルブランドの会社設立や香水の共同開発などが展開されていきました。ココは修道女や戦時の女性のファッションスタイルであるコルセット着用を嫌い、女性が着心地の良い衣服をデザインしていきました。戦時に一時期引退をしますが、15年の時を経て復活し、再び不動の人気ブランド品デザイナーとして開花しました。
88歳で他界し、スイスの墓地で永眠をしています。まとめると、シャネルのデザイナー「ココ・シャネル」は、貧しい生い立ちであるが貴族との交流、交際に恵まれ、協力により開花し、引退を余儀なくされるが復活しその栄光の輝きを死しても受け継がれ光り続けているのです。